イギリスを代表する調味料として欠かすことのできないもののひとつが、このリーペリンソースです。
いわゆるウスターソースなんですが、最初にウスターソースを偶然作ったのが、イギリスのウスターシャー(Worcestershire)というところの主婦だそうで、食材の残ったものとか調味料を一緒に保存していたところ、ソースができていたということです。
そのウスターシャーの奥さまにしたら「あら。こんなツボが(19世紀初頭らしいので、タッパーではないはず)出てきたけど、どうしよう。中にいろいろ入れたまま、忘れてたわ。しかも、なんだかステキな香りがしてくるけど、いったいどんな具合になってるのかしら…」と心臓をウキウキ、バクバクさせながら開けたに違いありません。
その後、なんだかんだあって、リーさんとぺリンズさんという薬剤師さんがお偉いさんの指示で作ったのが、このリーペリンソースだそう。
これを使ったことのある方は味もごぞんじだと思いますが、日本のウスターソースにくらべて甘みは少なく香辛料がよく効いたシャープな味。
そして揚げものなどにかけて食べるというより、シチューや料理の隠し味に少し加えるという使いかたをします。
カクテルなどがお好きなかたはすぐにピンときたと思うのですが、ブラディーマリーにも入ってますよね。
そして、日本のウスターソースやとんかつソースのように調理されたものにかけるソースといえば、この左の「HPソース」というブラウンソース。
パブなどで食事をするとこれらのソースとマスタード、それにモルトビネガー(またいつかご紹介します)が、塩コショウとともにだいたい置いてあります。
使いかけを堂々とアップして、しかもケチャップにいたっては生活感がまったく隠しきれていません。
夫がガラスのボトルでないと嫌がるので逆さまにして保存できず(漏れそうで)とくにこのぐらいの量になってくると、使うたびにフタを押さえながらけっこう激しく振らないと出てこない。
なんでガラスにこだわるのかたずねると「トラディショナルだから」だそう。
「エコ」とか「化学製品」よりも「伝統」というのを重んじるのは、いかにもイギリス人らしいとおかしくなります。
HPソースは、先日のフィッシュケーキなどにかけて食べてもおいしいですよ。ご飯がすすみます。
これらのソースはこちらから購入していただけます。
リーペリンウスターソース150ml
HPソース255g
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