おいしい紅茶のいれ方

家にあったイギリスのお菓子の本をぼんやりみていたら「完璧に紅茶を淹れる方法(How to make a perfect pot of tea)」というページがポンと目に飛び込んできた。

ちょっと古い本なのでその雰囲気を壊さないよう、敬意をもってなるべく忠実に訳してみようと思う。

 

おいしい紅茶のいれかた

How to make a perfect pot of tea

 

  • 空のヤカンに新鮮で冷たい水道水を入れます。

 

  • ヤカンを火にかけ、沸騰寸前になったら紅茶ポットに温めるためのお湯をたっぷり入れます(ポットは陶磁器が望ましい)。そしてお湯を捨てる前にポットの中でそのお湯をすみずみまでよく回すようにします。(ポットを温めるのは意味のない行為ではありません。紅茶の葉っぱが正しく開くためのものです)

 

  • ひとりにつき小さじ山盛り1杯とポットのためにあともう1杯の茶葉を温かいポットの中に入れます(大きめの茶葉の場合は薄くなるので、もう少し余分に加えます)。

 

  • この時点でヤカンのお湯は沸騰寸前です。沸騰したてのお湯を茶葉の上からそそぎ入れます。(お湯を長く沸騰させすぎないように注意します。長く沸騰し続けたお湯は空気が抜け、その結果、苦くて濁るので紅茶には不向きです)

 

  • 3分から6分ほど待ちますが、茶葉の大きさしだいです。(細かい茶葉の場合は短めの時間)

 

  • ポットのフタを開けてスプーンで軽く混ぜます。茶こしを使って茶葉を受けながらカップに紅茶をそそぎます。ミルクティーで飲む場合は、紅茶を注ぐ前に冷たくて新鮮なミルクを先にカップに入れておきます。

 

追記:ティーバッグをつかうのは、けっしてよいことではありません。そして、紅茶の味が損なわれるのでお砂糖も入れないように飲んでみましょう。

紅茶の入れ方

 

イギリスのほとんどのティールームやカフェでは、写真のような形でサービスされます。ポットの右側にある背の低いピッチャーには冷たいミルク。そして背の高いピッチャーには熱い差し湯が入っていて、2杯目あたりで紅茶が濃くなっていると、ポットにそれを入れて濃さを調整できるようになっています。頼めばほとんどのお店ではこころよく用意してくれるはず。

 

 

うちにはほかにもたくさんの料理本があるのですが、自分で買ったものやプレゼントしてもらったもの、それと夫が以前から持っていたものなどを合わせると、かなりの数になりますが、多すぎるとまだじっくり見ていないものや、逆に見すぎてクタクタになっているものやらいろいろです。

その中でも特に気に入っているのは、この紅茶の入れかたの本よりもさらに古い本で、夫の友人の亡くなった叔母さまから、縁があって譲り受けることになったもの。

わたしが生まれる前に世に出たその本は、A4サイズで厚みは4、5cmほど。いわば当時の料理百科事典のようなもので、細かい項目ごとに食材やらレシピに保存法、そして季節ごとの伝統料理やそのマナーなどもぎっしりと詰まっている。

 

ときどき、その本に茶色く変色した古い紙の切れっぱしやしおりがはさんであったりして、どのページを好んでいらしたかがよくわかる。

本の中綴じはすでに頼りなく、わたしのつぎにこれを手に取る人はいるのかな?などと、アラフィフになるとそんなふうに考えることも増えました。

 

 

 

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