ハリーの秘密のコード


先週末、イギリスは暴風で一日中、激しい雨と共にごうごうと風や木々が唸り続け、どこにも行く気がしなかったので、退屈しのぎに夫とおやつを作りました。

これはイギリスのパンケーキではなく、日本風のホットケーキ。

「日本ではテッペンにバターをひとかけ乗せるのよ」と説明して熱いコーヒーと一緒に食べたらおいしかった。

そうしていると友だちから「ソーセージを作るからおいで」とお誘いがあったので、ホイホイと行ってきました。

夕食もご馳走してもらったうえに作ったソーセージはお持ち帰り。いつもよくしてくれる友だちカップルです。ありがたいな。

暴風雨のあと、近くを歩いていると案の定、無惨にも古い木が折れてこっぱ微塵になっていました。

みんな考えることがあったのか、わたし以外にも写真を撮る人数名。ボキッと折れるだけでなく、古くて乾燥しているとこんなにも粉々になるとは知らなかった。こうしてまた、土に返っていくんですね。

そういえば先日、別の友達夫婦の新築の家に遊びに行った時のこと。

光の取り入れ方がとっても素敵なモダンな豪邸で、いろんなお部屋を案内してもらっていたのですが、そこの家の8歳になるハリーくんがとてもかわいい。

ハリーがわたしの手を引いて、自分の部屋に案内してくれたのですが

「ボクの部屋に入るには秘密のコードが必要なんだ。誰にも内緒で教えてあげるね。ママにも絶対に内緒だからね!」

そう念を押して、いかにもシークレットコードらしい単語を耳もとでヒソヒソ教えてくれたのだけど

「ママには絶対内緒」で

「ママは絶対に知らないはず」なのに

そのママはハリーの洗濯ものや鞄を持って、子ども部屋を出たり入ったりしてる。

あー。8歳の男の子のこういうダダ漏れなところが可愛い!

「きみにだけ」って言われて、わたしも8歳だったらその秘密の共有にすごくワクワクしたんだろうな。

家を案内してもらったあと、みんなでお茶を飲みに出かけたんですが、その時もわたしの周りを子犬のようにくるくると回りながら「ねえ、秘密のコード覚えてる?」とそっと聞いてくる。

あら〜。もう忘れちゃった。正直に「なんだっけ?」と聞くと、その秘密のコードを再びゴニョゴニョと耳許でささやくハリー。「忘れちゃダメだよ」って言いながら。

可愛いのもいい加減にしてほしい。胸がキューッとなりました。

「帰ったらボクの部屋でロケットで遊ぼうよ」と誘ってくれたけど、もう夕方も遅かったのでその日は帰ったけれど、次に行ったときにも、はたしてその秘密のコードは有効なのでしょうか。

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