ボリス・ジョンソン首相からの手紙

イギリスで外出禁止令が出てから、すでに3回目の週末を迎えようとしています。

こういう状況下では、おそらく90%以上のイギリス人は文句を言わずに政府に協力するね。と、同じくイギリス人男性と結婚している友だちと電話で話していたのですが、さらにその連帯感を強化すべく、政府も王室も全力をつくしています。

今、入院中のボリス首相が3月23日の夜にイギリス国民に外出禁止を伝えたあと「もうすぐ、みなさんの家にぼくからの手紙が届くでしょう」とテレビでも言っていた通り、わが家にも首相官邸から両面印刷された1枚の手紙が郵送で届きました。

内容はざっくり書くと「この短い期間でこの国は劇的に変化しました。この状況があなたたちの生活や仕事をとても難しくしているのはとてもよくわかっています。多くの人が深刻な病状になると、イギリスの医療も容量を超えて崩壊してしまいます。“You must stay at home”むやみに外出せず、家にいてください。一緒に住む家族以外とは会ってはいけません。食料品の買い出し、薬、病院そして一日一回の運動以外の外出はせず、可能な人は自宅で仕事をしてください。どうしても外出しなくてはならない場合、他の人とは2メートルの距離を開けてください。もしこの決まりを守らずに人が集まっている場合、警察が出動します」

片面をわたしなりにかなーり短く訳すとこんな感じですが、最後に「”Stay at home, protect the NHS and save lives.” 家にいてください。イギリスの国営医療を守り、そして多くの命を救ってください」と締めくくってありました。

今、わたしにできることで最も重要なことは、政府が言うように「むやみに外出せず、家にいること」。

自分自身をコロナウィルスから守ることで、国、医療に携わる人、そして世界を守ることに直接つながるのだと強く実感しています。

日曜日にはエリザベス女王からのメッセージもテレビで放映されました。女王陛下がこのようなメッセージを国民に直接送るのは、第二次世界大戦中、ダイアナ元王妃の死去、女王陛下の即位60周年などを含めてこれで6度目なのだそうですが、日本人のわたしも背筋を正してテレビを見つめました。

どうか日本もヨーロッパやアメリカのようになりませんように。コロナウィルスに対して比較的軽症で済むと言われている若い人たちと今は話せないのでマスコミを通しての情報でしかわからないけれど、軽はずみな行動は慎んでください。今、ここで欲求や楽しみを我慢しないと経済の復興が長引くことになりかねないし、日本の医療も崩壊します。スペインではコロナウィルスで亡くなられた方の14%が医師や看護師さんだとニュースで観ました。そうなれば若い人たち自身の将来を苦しめることになるかもしれません。

おひとりおひとりがくれぐれも気をつけてください。ご自分たちのために。

おこもり中、普段とさほど変わらないものを食べているけれど、気持ちはずっと落ち着かず。写真もあまり撮っていませんが、写真フォルダーを見ていたら外出禁止令が出る前に食べたお昼ごはんの写真が出てきました。

冷凍しておいた豚バラの角煮が出てきたのでお蕎麦とあわせたものでした。お蕎麦は甘辛い味付けとよく合いますね。あー。これを書いていたらものすごくニシン蕎麦が食べたくなりました。ニシン蕎麦は身欠きニシンの甘露煮をトッピングしたもので、京都や大阪ではよく食べられます。


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