日本では連休なんですよね。みなさん楽しく過ごしていらっしゃるのでしょうか。きょうは古くからあるイギリスのティータイムの焼き菓子で、キャラウェイシードケーキというのをご紹介します。
単純にシードケーキ(Seed Cake)と呼ばれることもあるのですが、エドワード期(エドワード7世=現英国女王であるエリザベス2世の曽祖父にあたるかた)ぐらいまではとくに人気があったそう。
いまのケーキのような華やかさはありませんし、好みの分かれる味かもしれませんが、(イギリス国内でもそう言われている)しっとりと豊かなバターの味わいに、キャラウェイの甘さとプチプチとした種の楽しい食感。
そこにセリ科のさわやかさとほんの少しのほろ苦さが混じり、なんともおいしいもの。しかも、ぜんぶひとつのボールで混ぜるだけなので、片付けもとても楽ちんです。
はじめて食べたときは『ほぉ…』ぐらいの印象だったのですが、なんどか焼いて食べていくにつれ、しみじみとした素朴な味わいがくせになりました。
『紅茶をもういっぱいいかが?』(Would you like some more tea?) そんな声が聞こえてきそうな、昔ながらのケーキを一度召しあがってみてください。
キャラウェイシードケーキレシピ
Caraway Seed Cake
18cm型パウンド
【材料】
- 小麦粉・・・175g
- 無塩バター・・・175g
- 砂糖・・・175g
- ベーキングパウダー・・・小さじ1
- アーモンドプードル・・・50g
- たまご・・・3個
- 牛乳・・・大さじ4
- キャラウェイシード・・・小さじ3
- アーモンドスライス・・・大さじ1~2
【つくり方】
1.材料の準備/オーブン点火
オーブンを170度で予熱。次に材料を計量します。バターは室温に戻しておいてください。たまごも室温のほうがいいですが、分離はしないのでさほど気にしなくても大丈夫です。小麦粉も余裕があればいちど振るっておくといいと思います。 そしてパウンド型に型紙を敷くか、バターを塗って小麦粉をはたいておきます。
2.混ぜる
アーモンドスライス以外の材料をすべてボールに入れます。それをハンドミキサーなら1分、ホイッパーなら3,4分なめらかになるまですり混ぜます。
3.焼く
生地をパウンド型に流し入れ表面をならす。その上にお好みで砂糖大さじ1程度をまんべんなくふりかけ(これは省いても)、スライスアーモンドを飾り、オーブンに入れて50分から1時間、または真ん中を竹串でさして生地がくっついてこなければ焼き上がり。火がとおるまえに表面が焦げそうならアルミホイルを上にのせます。
4.冷ます
オーブンから出し、10分ぐらい型に入れたままあら熱をとり、そのあとラック等で冷まします。おいしいミルクティーなどと一緒に召し上がってください。
あまり厚く切らず、1cmから1.5cmぐらいにカットすると、いかにもイギリスのティータイムのケーキという雰囲気になります。
キャラウェイシードの購入はこちら
このお菓子は焼いてすぐよりも、翌日以降のほうがキャラウェイシードの香りもなじみ、味も落ちついておいしいもの。それにバターも冷えて締まるので切り分けやすくなるのですが、このケーキが大好物の夫は待ちきれず、まずは数切れ、すぐに切り分けてしまいます。
「ちょっと待ったほうがおいしいのに」といつも言うのですが「(亡くなった)お母さんの味がする」そうで、焼きあがった直後から切り分け、そうなるとつい一緒になって、気がつけばあっという間にふたりで半分ぐらい食べてしまうことも。
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秋晴れ!です
30℃近くあって☀😵💦
紅茶と…😋んだろうな…
ご主人、ママの味
しみじみ思い出しながら食べるんでしょうね
iPhone、がんばれ✊‼
iPhone、数秒、水に落としただけならともかく、
洗剤入った洗濯機で10分回したのは復帰の見込みが薄いと周りの意見です。
来週末にでも新しいの買いに行きます😅たぶん。
30度ですか。いいなぁ。
イクコさん、こんにちは。いつも日本から楽しく拝見しています。キャラウェイのケーキ、作りたいのですが、キャラウェイが手に入りません。涙 その場合、何か代わりになるシードはありますか?あれば、お知らせください。
kazkosmileさん
いつもコメントありがとうございます^^
キャラウェイはせり科のさわやかな香りのハーブで、代用となるとまた違ったものになってしまいます。
アマゾンだと買えるようなので、リンクもブログに貼っておきました。
価格もお手ごろですし、使ってみてください。
イクコ