このレシピはまだ10代だった頃、初めて自分で買ったお菓子の本に載っていたものです。
たまごの風味とほろほろサクサクした食感が大すきで、とくに結婚して娘が産まれてからは、なんど作ったことか。
娘が小学生のころには一緒に作るようになり、メモを書き足したりはさんだりして、中綴じもかなりほつれています。
そんな古本を受け継いでくれた娘に言わせると、パッと180度に開くので逆に「見やすい」そう(前向きな性格だこと)。
タイトルにクッキーと書きましたが、実はイギリスではこういう焼き菓子はビスケットと呼びます。
お店でも、クッキーと言うのをあまり見たことがないので、このふたつにはどういうちがいがあるのだろうと、イギリスにきた頃に 調べてみたのですが
「ビスケットは”2度焼いたもの“という意味で、じっさいに昔はそのように作られていた。イギリスでいうクッキーとはビスケットよりもちょっと分厚くてちょっと水分も多いもののことを言う」と書いてありました (かなり簡潔に訳させていただきました)。
なのでこっちのタイトルはイギリス風にビスケットって書いておきます。
マーブルビスケット
Marble biscuits
約15個〜20個 オーブン170度で12分〜15分
【材料】
- 小麦粉…95グラム
- ココアパウダー…5グラム
- 無塩バター…50グラム
- さとう…50グラム
- 卵黄…1個ぶん
【つくり方】
1.混ぜる
ボールに室温に戻したバターとさとうを入れて泡立て器やヘラなどで混ぜる。つづいて卵黄も入れてクリーム色になるまで混ぜる。
2.粉を加える
一度ふるいにかけた小麦粉をふるいながら加えてヘラなどで軽くまとめながら混ぜる。それの約半量を別のボールに入れ、その中にふるったココアパウダーを加えて同じくまとめながら混ぜる。
*几帳面な方は重さを量ってキチンと二等分にしてくださいd( ̄  ̄)
3.成形して焼く
それぞれを2.5cmぐらいの棒状に伸ばしてくっ付け、数回、折りたたんだりしてから再び2.5cmぐらいの棒状にし、ラップでくるんで冷蔵庫で1時間程度休ます。
*細かいマーブルがお好みなら、折りたたむ回数をふやしてください。
*このラップに包んだ状態で冷凍保存も可能です。
6〜7mmぐらいの厚さにカットして、170度に予熱したオーブンで12分〜15分ほど焼く。
今回はメリハリのあるマーブル模様になりました。切るときのワクワク感も、こういうお菓子の楽しいところです。
まず手が伸びるのは手前にある、このちょっと小さいの。
棒状にすると端っこがどうしてもいびつになりがちですが、こういうものの方が愛着が湧くんですよね。
温かいミルクティーなどと一緒に召し上がれ。
ブログをご覧の皆さん。
いつもありがとうございます。
きょうもクリック応援していただくとランキングがあがり
ブログを書くはげみになります。
どうぞよろしくお願い致します。
こちらと
↓